この「何を売っているかより誰が売っているかが重視される」という考えは、とりわけ先生業にとっては重視しなくてはならないことだと考えています。
販売する商品やサービスの内容によっては、前者の「何を売っているか」がより重要となることは多々あります。
これも当然重要なことで、こちらを重視するほうが一般的には多数派でしょうね。
しかし、こと先生業となると、
・唯一無二の強いオリジナルサービスを持っているか?
・あるいは絶対に人には負けないキラーコンテンツを持っているか?
いずれかがないと販売は厳しいものとなります。
もちろん、これらのサービスを作り上げることも大事なのですが、むしろ後者の「誰が売っているか」のほうが、先生業のLTV(Life Time Value:顧客生涯価値)を上げることに影響を及ぼしてきます。
ここでひとつ注意しなくてはならないことは、先生業は「〇〇の先生」であるだけで「誰」の部分の説明が終わったと思ってしまうことです。
すなわち肩書が「誰が」の説明部分を代弁していると勘違いするのですね。
お客様から見れば、商品やサービスの質の違いがよくわからない。ならば誰が売っているかを見てみると、これまたこっちの誰もあっちの誰も同じ肩書で違いがわからない。
これでは選んでもらえる理由がありませんよね?
商品の質と販売者の質は、車の両輪に例えることができます。
ですが、こと先生業に関しては、販売者の質が前輪駆動車の前輪で、商品の質は追従する後輪と考えるほうがしっくりきます。
前輪のパワーをどうアップしていくのか?
舵取り輪としてどう正しい方向に進んで行くか?
考え直す機会にしてくださいね。
続きは音声でどうぞ。
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