こんにちは。
Webライティングワクワク塾の塾長を務める尾谷です。
当塾では、すべてのWebライティングに関わる方にとって役に立つ、Webライティング全般についての基本的な知識をわかりやすく講義していきますね。
学ぶことの楽しさにワクワクしていただけるように、ワクワク塾という名前にしたんですよ!
伝えるのが下手な(失礼!)傾向のある先生業、自営業、中小企業の社長さんに対しては、ちょっと辛口で「伝わる文章」の書き方をビシバシ指導していきます。
書き方ひとつでビジネスの成果が大きく変わるWebライティング。
その本質を、楽しく学んでいきましょう。
当塾の登場人物は3名です。
開校に先立ち、ここで簡単に紹介しておきますね。
Webライティング基礎講座塾スタッフ紹介
■ 上部先生 ■
40歳、独身。私生活は謎だがリア充。
当塾のカリスマ&看板講師をつとめる。
自分にも他人にも厳しいが、かなりの天然ぶりをみせることもしばしば。
伝説のブロガーを経て、現在は正しいWebライティングの普及啓蒙活動に専任。
【好物】健康食品 ワイン
【苦手】自然災害
■ 雷太くん ■
社会人3年めの25歳、既婚。
会社ではSE(システムエンジニア)として活躍。
将来はWebコンサルタントとしての独立を目指している。
理系頭脳は光るものがあるが、文系頭脳は未発達のまま成人した感がある。
【好物】ジャンクフード コーラ
【苦手】昆虫&爬虫類(はちゅうるい)
■ 尾谷塾長 ■
一生現役を標榜(ひょうぼう)する60代。
病膏肓(やまいこうこう)に入り塾を創設。
当塾での出番は少ないが、時に的はずれなな質問をすることも。
上部先生には頭が上がらないが、雷太くんには上から目線で話す。
【好物】イタリアン コーヒー
【苦手】冬の寒さ
これからよろしくおねがいします!
前置きが長くなりましたが第1回の今回は、文章作成における基本中の基本からスタートしていきますね。
では、上部先生と雷太くん、よろしくお願いします。
良い文章はストレスフリー!
[char no=”1″ char=”上部先生”]はいそれでは、これからWebライティングの講義を始めていきましょう![/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]お願いしまーす。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]今日は最初の講義なので、文章作成において最初に意識しなければならない超基本的な部分について確認しますよ。[/char]
[char no=”4″ char=”雷太くん”]基本は小学校や中学校で習ったのでだいじょうぶです。[/char]
[char no=”15″ char=”上部先生”](お前はアホか・・・)[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]雷太くん、良い文章って、一言で言うとどんな文章ですか?[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]え、良い文章? 漢字や文法が正しい文章かな。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]それも条件のひとつとしては重要なことですね。もっと広い視野で考えてみて、何か思いつくことはない?[/char]
[char no=”20″ char=”雷太くん”]うーん、内容が立派な文章![/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]ほう、じゃあ立派な文章の頂点に立つ日本国憲法は良い文章なのかな。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]読んだことがないのでわかりません![/char]
[char no=”21″ char=”尾谷塾長”](これだから今の若いやつは・・・)[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そもそも、なんのために文章って書かれるものか考えてみたら答えに近づきますよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]何かを伝えるためですよね。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]わかった! わかりやすく伝わりやすい文章が良い文章なんだ。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]うん、いい線にきましたね。じゃあ、どんな文章がわかりやすく伝わりやすいか。ここを読む立場になって考えてみて。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]字が大きくて読みやすく、難しい漢字がなくて、難しい単語もなくて・・・[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そうそういい感じ、雷太くんの未発達な文系脳にもすっと入っていく・・・[/char]
[char no=”12″ char=”雷太くん”]どういう意味かわかりません![/char]
[char no=”3″ char=”上部先生”]ごめんごめん、脳が苦労をしなくても自然に読めて自然に頭に入ってくる文章が良い文章の基本中の基本ということよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]あ、なるほど。[/char]
[char no=”3″ char=”上部先生”]読み手になんのストレスを与えることもなく、どんどんと読み進めてもらえる文章が良い文章ということですね。[/char]
[char no=”16″ char=”雷太くん”]スマホ画面でよく契約書への同意が求められますが、読んだことは一度もありません。あれを読めと言われたら、ものすごいストレスです。[/char]
[char no=”3″ char=”上部先生”]・・・[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]上部先生は読んでますか?[/char]
[char no=”19″ char=”上部先生”]もちろん読んでるに決まってます(嘘)。ま、あれは確信犯的に読ませない文章の典型かもしれませんね。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]いろいろな解釈ができる憲法なども、問題になってますね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]あそこまで極端でなくても、考えながら読まないと理解できない文章って、世の中にあふれていますよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]確かに。会社で扱っている書類は理解に苦しむものばかりです。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]それは雷太くんの問題じゃない? いずれにせよ、たとえ日本語として正しい文章でもすんなり理解できない文章は山のようにあるわけで。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]1文が長い文章は、途中で何が何だかわからなくなることがあります。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そうだね。文章の長さも大事だし、語順や修飾語、文体や文字の大きさレイアウトによっても、脳へのストレスは大きく変わるのです。[/char]
[char no=”21″ char=”尾谷塾長”]マンガは読みやすいですね。[/char]
[char no=”11″ char=”上部先生”]それは別のところで議論してもらえますか(キッパリ)[/char]
[char no=”21″ char=”尾谷塾長”]はい、すみません。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]いくら内容が良くても、読者さんにストレスを感じさせてしまう文章は読まれません。言い換えれば、多少内容が薄かったり日本語の間違いが含まれたりしてても、ストレスのない文章は読んでもらえます。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]コンテンツよりライティングが大事なんですね![/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そう、特にWebでの情報発信はライティングの重要度がコンテンツより大きく上がるのよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]どうしてですか?[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]今はほとんどの人がスマホで情報を受け取るでしょう。スマホで読んでもらうにはスクロールしてもらわないとダメですよね。パッと開いた画面の文章がすんなり頭に入らないとスクロールはしてもらえません。[/char]
[char no=”4″ char=”雷太くん”]はい、僕も難しそうな画面が最初に出ると3秒以内に閉じてます。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]だよね。だからこそ読んだ瞬間に読者さんの頭に飛び込むストレスフリーの文章が大切なの。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]読みながら考えさせたらダメなんですね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そう、わかってきたね。すべての文章をストレスフリーに仕立てることは難しいけど、常にそこを目指して意識して書くことがいちばん大切なことなの。[/char]
[char no=”4″ char=”雷太くん”]はい!よくわかりました。[/char]
[char no=”5″ char=”上部先生”]決して難しいことではないわ。君ならできるよ。[/char]
まとめ
良い文章とは、脳に負荷(ストレス)をかけない文章でしたね。
文章がわかりにくく理解することに脳のエネルギーを使うと、読者さんはその時点で内容を受け入れ自由に発想する作業をストップさせてしまいます。
これは単に文章の構成だけの問題ではなく、
・文字の色や配置
・改行や空白行の有無
・記号や枠などの有無
などなど、全体のデザインをトータルに考えていく必要があるわけですね。
このあたりのテクニックも少しずつ学んでいきましょう。
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