こんにちは。
Webライティングワクワク塾の塾長、尾谷です。
今回のテーマは、「 Web ライティングの基本!一文一義に徹する」です。
一文一義とは、読んで字のごとくなので、どういう意味か大体想像できますよね?
一文一義はわかりやすく伝わる文章を書くための、基本中の基本のルールです。
とりわけWebでの文章は、読みやすさ、理解しやすさが最優先事項ですので、この一文一義が重要なポイントとなります。
ところが、これは意識しないとできないのです。
なぜかと言うと、私たちが頭の中で考えている言葉は、全然一文一義になっていないんですね。
話し言葉も、少々文章をつないで長くしても平気です。
しかし、これを文章で人に伝えようとすると話は別です。
では、詳しくは上部先生に解説してもらいましょう。
一文一義はWebライティングで特に重要!
[char no=”1″ char=”上部先生”]今日は一文一義(いちぶんいちぎ)について説明するわ。[/char]
[char no=”8″ char=”雷太くん”]すみません。その言葉、聞いたことがありません。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]一文一義とは、ひとつの文章にひとつの事柄だけが書かれている文章のことよ。[/char]
[char no=”12″ char=”雷太くん”]わかった!句読点でつないで長い文章にしないということですね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]その通りよ。これはウェブに限らず紙媒体であっても、わかりやすい文章を書くための基本中の基本なの。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]ひとつの文章にひとつのことだけを書くと、主語と述語が自然に明確になるわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]なるほど。確かに長い文章では、途中から主語が誰だったのか?何のことだったのか?わからなくなりますね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]その通りで、Web では既に読んでしまった文章が次々とスクロールによって見えなくなっていくので、長い文章は意味的にも視覚的にも読者にわかりにくいので、特にWEBでは一文一義の文章で細切れに運んでいくことが重要で、これができていない文章は、読んでもらえなくなってくるわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]上部先生、今の言葉長かったですね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]よく気づきました。じゃあ今言ったことを一文一義に分けてみて。[/char]
[char no=”12″ char=”雷太くん”]えーと、ではやってみます。[/char]
その通りです。
Web では既に読んでしまった文章が、次々とスクロールによって見えなくなります。
長い文章は、意味的にも視覚的にも読者に分かりにくくなります。
特に Web では、一文一義の文章で、細切れに運んでいくことが重要です。
これができていない文章は、だんだんと読んでもらえなくなっていきます。
[char no=”4″ char=”雷太くん”]こんな感じでどうですか?[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]上手に出来たわね。ただし注意しなくてはならないこともあるわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]何でしょう?[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]あまり細かく分けすぎると少し文章が稚拙に見えることもあるわ。そのような時はもちろん一文二義でもいいわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]わかりやすく一文二義となっている文章は、洗練されて見えますね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]ひとつの目安として、一文の文字の長さは60文字程度をマックスと考えればいいわ。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]それより長くなる時は分ける。短かい文章が続いてしまうような時は、一文二義でもいいってことね。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]そういうと、横幅の狭いスマホ画面では、60文字でも3行ぐらいにはなってしまいますね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]いいところに気がついたわね。一つの文章が長いと、スマホでは文字だらけの印象になってしまうのよ。[/char]
[char no=”20″ char=”雷太くん”]僕も文字だらけの部分は読む気がしません。[/char]
[char no=”11″ char=”上部先生”]だよね。ある政治家の ブログで、一文が長いことで有名なブログがあったの。その人の文章は一文が700文字から800文字もあったのよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]確かに偉い先生方の文章って、相対的に長いような気がします。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そうなの。知識が豊富な人は少しでも詳しく伝えようとするの。善意でやっているのね。でも Web ではそれが逆効果になることが多いわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]そうですね。でも小説などでは一文が長いものもありますね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そう。小説はプロの小説家が、ちゃんと計算しつくして書いているから 読めるのよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]でもやっぱり Kindle では読みにくいですね。[/char]
[char no=”7″ char=”上部先生”]それは単に雷太くんに文学的素養がないだけじゃない?[/char]
[char no=”12″ char=”雷太くん”]痛いところを突かないでください。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]一般的な傾向として女の人よりも男の人の方が長い文章を書く傾向があるのよ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]確かに男の人の文章は論理的で長い。。。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そう、これまで紙ベースで書いてきた習慣がどうしても出てしまうのね。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]紙に書いてきた文章を、そのままWebにのせてしまってる感じですね。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]実はそれがWebライティング的には最悪のケースなの。でもキャリアの長い先生には、そのパターンが多いわ。[/char]
[char no=”8″ char=”雷太くん”]キャリアの長さと文章の長さは比例してるのかも(笑)[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]話し言葉から文字起こしされた文章なども、一文一義とはほど遠い状態になるわ。[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]言葉を切らずに延々と話し続ける先生を知ってます。[/char]
[char no=”5″ char=”上部先生”]尾谷塾長とか?[/char]
[char no=”21″ char=”尾谷塾長”]すみません。分かっているのですが・・・[/char]
[char no=”2″ char=”雷太くん”]その点、女の人の文章は分かりやすい言葉が多いし、少し感情的な表現もあったりして読みやすいです。[/char]
[char no=”1″ char=”上部先生”]そうね。 Webでは男性もそういう女性の柔らかい文章を真似るといいかもね。自然に一文一義になっているというのが理想よ。[/char]
[char no=”6″ char=”雷太くん”]はい!これから一文一義を心がけます。[/char]
まとめ
一文一義は、意識するだけで簡単にできることです。
一文が短くなると、意味的にわかりやすくなるだけでなく、レイアウト的にも読みやすくすることができます。
適当な改行や空白行を頻繁に使っていくことができるからです。
常に次のことを心がけていきましょう。
・ひとつの事柄を書いたらそこで「。」を打つ
・一文の長さは60文字前後を目安とする
・無理やり一文一義にする必要はない
一文一義の文章を心がければ、書くのが楽になります。
一文一義という楽に書けて、伝わりやすい一石二鳥の表現方法を身につけていきましょう!
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