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文章の難易度を測ってみる

今回紹介するツールは、文章の難易度を計測できる便利なツールです。

こちらです。
 ↓ ↓ ↓
日本語テキストの難易度を測る

 

使い方はとても簡単です。
調べたいテキストをコピーして、ツール画面の枠内に貼り付けるだけです。

 

難易度を測ってみた

先生業の書く文章って、だいたいは難しいもんです。

ためしに、ある司法書士さんのサイト内の、以下の文章を計測してみました。

 

司法書士の業務は大きく分けると不動産登記業務・会社法人登記業務・簡易裁判所代理業務・裁判書類作成業務・成年後見業務・帰化申請業務が挙げられます。
不動産登記業務
不動産の売買・相続などの名義の変更や住宅ローンを完済したことによる抵当権の抹消の時などに行う不動産の権利に関する登記申請手続です。
会社法人登記業務
会社の設立や取締役などの役員の変更などの時に行う会社法人の登記申請手続です。
簡易裁判所代理業務
簡易裁判所で行われる民事訴訟で訴えの額が140万円以下のものについて、依頼者を代理して、法廷での訴訟活動や訴訟外での和解交渉などをおこないます。(ただし法務大臣の認定を受けた司法書士に限ります。)
裁判書類作成業務
すべての裁判所において、裁判所に提出する書類(申立書・訴状・答弁書・準備書面など)の作成をすることができます。ご自身で裁判をされるが書類だけ作成してほしいケースや家事事件(相続・成年後見など)で申立書だけ作成してほしいなどという場合などが該当します。
成年後見業務
すでに判断能力が衰えている方のために家庭裁判所が適切な支援者を選ぶ「法定後見」、今は判断能力があるが将来が心配という場合に面倒を見てもらいたい人と契約する「任意後見」がありますが、親族以外で一番多く後見人に就任しているのは司法書士です。
帰化申請業務
外国籍の方が日本国籍を取る際に必要な手続きです。

 

結果は、以下のような判定でした。

ジャーン、最高難度の【レベル9】でした^^;

 

 

もうこれでは、まったく読む気にならないレベルと言ってよいでしょうね。

ここまで来ると、もはや「◯◯の利用規約をご確認ください」レベルですよ(笑)

 

まずはご自身のサイトに載せている文章を、このツールで測ってみましょう。

 

どのレベルが良いのか?

目標は「ふつう」の【レベル5】です。

  

「ふつう」以上に「むつかしく」なっていたら、次の事をやってみてください。

一文を短くする
むつかしい漢字を使わない
改行、空白行をふやす

それだけで、ストンとふつうになりますよ。

 

さて一方で、やさしければ良い、というものでもありません。

【レベル5】の「ふつう」がベストポジションで、これより下がると先生業のサイトとしては、ちょっと稚拙に見えたりするんですね。

一般的には【レベル5】を目指し、専門的な内容は【レベル6】になってもいい。
そんな感じでいいと思います。

ちなみに、この記事に書いた文章を測ってみると【レベル5】でした^^

 

最後に

先生業の、あなた。
立派で威厳たっぷりの文章を書こうとしてませんか?

私たちは義務教育課程で「国語」を習ってきました。
そこでは、こういう文章が書ける人は頭のいい人だったかも知れません。

しかし、Webライティングの世界では、この常識はまったく通用しません。
むしろ頭が悪い人ほど、難しい文章を書きたがるのです。

 

ちょっと厳しい表現になるのですが、先生業の中にも「威厳ある文章」が好きな方が少なからずおられるように感じます。

日本語としては正しい文章でも、読んでもらえなければ意味がありません

Web文章というものは、適当にしか読まれない傾向があります。
そこでいかにして読んでもらえるようにするのか?

その工夫と努力は必要です。

 

今回紹介したツールを使って客観的に自分の文章の難易度を知り、読みやすく伝わる文章を書くスキルを磨いていきましょう!

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